
私の最初の出会いを語る上で、欠かす事の出来ない画像がある。
幼い頃から釣りには親しんで来たのだが、ことフライフィッシングに関してはきっかけも無く、憧れが有るものの別の世界だと思っていた。以前から通わせて頂いていた大田区のとあるショップの店主からのLINEの画像を見た瞬間に、衝撃が走った。直ぐショップに駆けつけ内容を聞く事になる。
場所は多摩川。️以前から健康の為、多摩川沿いで自転車を乗る事を週末の楽しみにしていた私にとって、
”こんな身近な所”で、
こんな”軽装”で、
フライフィッシングで”鯛”。
困惑するも内容を確認させて頂く事になる。
『出来ますよ、そんなに高いハードルじゃない』との言葉に押されて準備に取り掛かる。
翌年、アドバイス頂きながら装備が整いスタートした。
その後、週末の過ごし方が変わる。
同行者の釣果を横目に毎週末、風とラインと格闘の日々が続く。
晴れた空。
都会の風景。
飛行機の離着陸の騒音さえも、心地良く感じていた。
その日は突然にやって来た。️
2018年4月21日。
まだダブルホールが全く出来ずにいる中、その日もいつもの様に自転車で数人の同行者と共にフィールドに向かう。風も強く、潮も中潮ながら強く効いていた。
いつもの様に不慣れなキャスト。
ラインは潮に乗りどんどん流されながらもリトリーブ。
なんとか底を取り、遅めにリトリーブ。
すると突然、引っ手繰る様にアタりが有り、その瞬間ゴンゴンとロッドがしなる。
周りから「ロッド立てて!」「引いて!」️との声が聞こえ、なすがまま必死でラインを手繰り寄せると、ギラッと美しい個体が反転した。
無我夢中で格闘の末、同行者にランディングしてもらう。️
頭の中が真っ白になる位の衝撃的な瞬間でした。

そして.この日はキビレ以外にもマゴチも釣れ最高の1日となる。
この釣りを通じて違う年代、職種の方々と知り合いになり、これまで以上の充実した休日を嬉しく思い、開拓者、仲間、環境に感謝しながら、末長くこの”泥遊び”が楽しめる事を強く願っております。
ROD:SAGE SALT HD #7 <SAGE(U.S Site) / WALTON>
REEL:NAUTILUS X−SERIES XL <NAUTILUS(U.S Site) / WALTON>
LINE:VARIVAS WF-8F <MORRIS/VARIVAS>
LEADER:VARIVAS Tapered Leader All Purpose Fluoro Carbon -2X <MORRIS/VARIVAS>
TIPPET: VARIVAS Super Tippet Master spec Fluoro Carbon 0X <MORRIS/VARIVAS>FLY: CRAZYCHARLIE