
最初のキビレとの出会いは、中禅寺湖のシーズンが終わり。
釣り物が寂しく成って来た、今から2年前(2018年)の7月だった。
既にキビレとの出会いを果たしていた釣友から「来週潮周りが良いからどうですか?」とお誘いを受け、2つ返事で参加した。朝が随分遅いし、釣り時間も湖の釣りに比べて短いのに違和感は有ったけど、ドキドキな初挑戦だった…。
潮止まり30分前位…。
アタりも無く駄目かな?と諦め掛けたその時、突然それはやって来た。
ガッガッガッガッ。
工事現場の掘削機の様な、今までの釣り経験では無い凄い当たり!
合わせた途端、ルーミスNRX#9はバットからひん曲がり、まるで根掛かりした様。
しかし、その糸の先には確かな生物反応。
かなりの大物だ!
何回かラインも引き出され、漸く水面に浮上したシルバーメタリックの丸みの有る魚体が、真夏の太陽に反射してギラギラしてる!

その美しさに本当に感動し、これは間違い無く都会の奇跡だと思った!
案内役を買って出てくれた釣友は、自分の事以上に喜んでくれた。
指の計測だったけど45センチは軽く越えていた。
今でも忘れられないあのキビレとの出会い。

ROD:G Loomis NRX1089-4 <G Loomis/C&F Design>
REEL: LOOP Opti Speed Runner <LOOP/TIEMCO>
LINE:3M Type-Ⅳ Head 11.5m + フロロカーボン ランニング
LEADER:Type-Ⅵ
FLY:オリジナル マンティスシュリンプ